コミュニケーション

口ベタなのでコミュニケーションが苦手

聞き上手がコミュニケーションの最上級テクニック

 

口ベタでもコミュニケーションが上手な人がいる

 

私、人と話すのが苦手で、気の利いた事や、

面白い事が言えなくて…なんて思っていて、

コミュニケーションが苦手な人がいると思います。

コミュニケーションが上手な人は

 

・話が面白い
・話題が豊富
・社交的
・明るい

 

このような人がコミュニケーション上手ですよね。

 

 

でも、いくら話題が豊富な人でも、

自分の話ばかり言う人、

人の話をさえぎる人は、

コミュニケーションが、自分では上手だと

思っているけど、本当は話づらい人と思われています。

 

コミュニケーションは自分が話を相手に伝える事は、

重要なのですが、一番大切なのは、

人の話を、ちゃんと聞く事です。

 

自分から話題を振らなくても、人の話を聞く

 

・人の話をしっかり聞く
・あいづちをうつ
・相手の話を理解してあげる
・頭から否定しない
・相手の言うことに対して掘り下げてあげる

 

相手の話をしっかり聞いて反応して理解してあげる事が

コミュニケーションにとって、とても大切なのです。

この人って話しやすい人だなと、思われるなら

コミュニケーション上級者です。

 

社交的ではないからと、最初から人を避けては

コミュニケーションにはならないです。

ニコニコして相手の話を聞いてあげる。

それだけでコミュニケーション上級者なのです。

 

自分からから話をするのが苦手なら、相手に話を

ずっとさせてあげればいいのです。

 

コミュニケーションに、

アクティブリスニングという手法があります。

そのテクニックを少し説明します。

 

 

すぐできるアクティブリスニング

 

うなずく

 

相手の目を見ながら話しを聞いてうなずく。

しっかり聞いているという意思表示をしてあげます。

 

オウム返し

 

相手の言った事をそのまま言う。

『〇〇だったんだ』と言われたなら、

『〇〇だったんだー。』と、

同じ事を繰り返す。

 

ミラーリング

 

相手と同じ動作をする。

相手と同じ動作をするだけで、距離が近くなった

ような気がします。

相手が飲み物を飲んだら、自分も飲む。

相手と同じ表情をしてみるのも良いです。

悲しそうな顔をして話をしていたら、

自分も悲しそうな顔をして話を聞く。

嬉しそうに話をしていたら、嬉しい顔をして話を聞く。

相手に共感をしているという事を伝えます。

 

 

ちょっと高度なアクティブリスニング

 

ここからちょっと高度なアクティブリスニングです。

元々、口ベタな人の方が上手にできると思います。

こちらから話題を提供することはしなくてもいいですし。

 

やる事は難しいことではないのですが、

コミュニケーションが得意な人、

もしくはコミュニケーションが得意だと思っている人が

うまくできないです。

 

相手の話をさえぎらない

 

コミュニケーションが上手だと思っている人ほど、

話がうまい人が多いです。

ただ頭の回転も速いので、相手が言っている事、

相手の話のその先まで予測できます。

 

相手が話をしている途中で、

『それって、こういう事だよね。』とか、

『わかる、わかる。私もこうだった。』とか

自分が思っている話をして、さえぎってしまいます。

 

ここはちょっと我慢をして、

相手の話をすべて聞く事が重要です。

話のテンポを相手に合わせるのが

簡単なようで難しいです。

 

自分の意思をなるべく言わない

 

聞き上手になるためには、

自分の意思はなるべく言わないのが重要です。

相手から求められた時だけ、言えばいいです。

気をつけるのは、頭から否定しない事。

自分とは違う考え方だとしても理解してあげます。

 

『はい』『いいえ』で返される質問をしない

 

『はい』『いいえ』で返される質問、

 

クローズエンドの質問といいます。

そういう質問ではなく、

相手が言葉で返してくれるような質問の仕方をします。

何か大変な事があったというような話をされたとします。

『大変だったね』ではなく、

『どういうところが大変だった?』

『その時どう思った?』など、

相手がさらに話をしてくるような

質問で返します。

 

オープンエンドの質問といいます。

 

相手にまとめさせる

 

結論は相手にまとめさせます。

 

『どうしたらいいと思う?』

『これからどうしていきたい?』

 

 

ここで、よく失敗しがちなのが、

相手にまとめさせているのだけれども、

自分の思い、意見を結論に持っていこうとしてしまう事です。

 

誘導させたい気持ちはわかるのですが、

それはアクティブリスニングではありません。

あくまでも相手の思い、意見を聞く手法では

誘導はさせてはいけません。

 

最終的に違う方向へ行っても、

相手にまとめさせるのが聞き上手な人です。

その結論が実行されるかどうかは別の話です。

 

 

 

アクティブリスニングの失敗

 

できそうで、なかなかできないのが、

この高度なアクティブリスニングです。

 

相手の思いを、すべて受け止めるわけではなく、

相手の思いを、すべて聞くという事を考えて

アクティブリスニングをしていきます。

 

 

もしも、アクティブリスニングをやってみて、

自分がスッキリした場合は失敗している事が多いです。

自分の意見を言ってしまっているでしょうし、

自分が話をして気持ちよかった時は、

相手が自分よりも上手な

アクティブリスニングをしています。

 

 

相手の意見ばかリ聞いて疲れたと感じる方が

アクティブリスニングがうまくいっているのではないでしょうか。