仕事力

アルバイトの面接に行く

アルバイト(パート)の面接で重要なところ

 

私は、21年マクドナルドで働いていました。

店長業務も長かったですし、新規開店なども

多く携わっていたので、数多くの面接をしてきました。

多分、2000人以上は面接してきています。

アルバイトの面接での重要な点をお教えします。

面接は第一印象で、ほぼ決まっている

 

 

面接は一瞬だと思っていいです

 

 

面接を数多くやってきた私が言うので

間違いありません。

 

面接は一瞬で決まります。

 

面接で一番重要なのは、

『第一印象』『見た目』です。

お客様にとっても、従業員と長年、時間をかけて

わかりあおうと思っているわけではありません。

お客様と従業員が接触している時間は

とても短時間です。

企業や店舗にとって、採用したい基準は

 

【その人と今後一緒に働いていきたいか?】

【その人に仕事を教えたいか?】

 

ここだけです。

最初の印象が悪い人と一緒に働いていきたいと思わないでしょう。

最初の印象が悪ければ不採用です。

人間は見た目で判断します。

自分と違う価値観を持っている人は受け付けません。

どんなにその人に才能があろうと、

返事もしないような人とは付き合っていけません。

面接で重要な第一印象は、

 

・電話での応対

・服装

・表情

・履歴書の文字

・挨拶

・時間を守る

 

第一印象の割にいくつもあるなー。

 

でもこの全てが、その人の第一印象に繋がります。

一つずつ説明していきますね。

 

面接の第一印象の注意点

 

 

面接申込電話での言葉使い

 

 

現在はホームページなど、ネット経由で

応募する事があり多くなってきました。

電話で直接連絡する事もありますし、

ネットで応募したとしても、面接時間を決めるために、

電話がかかってくることがあります。

 

ここでの電話応対が大事です。

 

そこまで丁寧な電話応対は求めていません。

失礼な言葉使いでなければいいだけです。

 

『はい』

『よろしくお願いします』

くらいが言えれば大丈夫です。

実際、『はい』が言えない子がいるのです。

『あ!?』とか、『え?』とか。

 

アルバイトだと高校生もいます。

高校生に高い会話レベルは求めていません。

 

ただ、友達や先生じゃないから。

 

電話で『あ!?』という子は落としますね。

あと、最近は知らない電話番号から電話きても

出ない事が多いです。

それは理解できるので、メッセージを入れています。

メッセージを聞いたら、必ず折り返し電話しましょう。

 

この時電話する時間も考えないといけません。

相手の忙しいと思われる時間は避けましょう。

飲食店なら、昼、夜。

一般企業なら、昼休みなどは避けましょう。

 

電話は面接の前のファーストコンタクトです。

結構大事なポイントです。

 

どんな服装で行けばよいか

 

 

面接での服装で悩む方は多いと思います。

高校生の場合は、学校の制服が無難です。

私服でも問題ないですが、いろいろ考えなくてすみます。

 

大学生、主婦の方は、特にどんな服装でも問題ありません。

派手でなく、だらしなく見えなければ大丈夫です。

服装で主張はしないほうがいいのと、アクセサリー類は

あまりつけない方が良いと思います。

飲食店ではアクセサリー類はよく思われません。

装飾店などでの面接だとしても、自分の主張は

出さなくても良いと思います。

 

職種で事務などの固い仕事の場合は、

スーツのような服装が無難です。

固い服装で嫌がられることはありません。

 

表情

 

とりあえず笑顔でいてください。

 

緊張はあると思いますが、

面接で笑えない人は、仕事で笑いません。

できるだけ笑顔を見せること。

怒った顔をずっとしている人とは

働きたくないのです。

 

履歴書の書き方

 

 

履歴書の内容は特にどうでもいいのです。

面接で聞けば済む事なので。

ただ文字は丁寧に書いてください。

その人の書く文字のきれいさではなく、

どれだけ丁寧に書いているかです。

 

相手に読みやすい文字、伝えようと思いの文字で

書いてあるかが重要です。

 

稀に鉛筆等で下書きを書いてくる人がいます。

鉛筆の線はきれいに消してください。

微笑ましいですが、下書きが残っていると

だらしなく思われます。

あと、間違えて書いた場合、修正は

二重線、修正テープなどを使わず、

もう一枚書きなおしてください。

それくらいはやり直せよ!と思ってしまいます。

 

最近は履歴書不要の面接も多くなっています。

その場合は、簡単なエントリーシートのようなものを書かされます。

字は汚くてもいいので、

ゆっくり、わかりやすく、丁寧に書いてください。

急いで書いたような文字にならないように。

履歴書は個人情報なので、不採用の場合返却したりなどもあり、

あまり保管はしたくないのです。

履歴書を出してもらうのは、連絡先の確認と

一番見たいところは、相手のことを思って書いているか?です。


紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

 

最初の挨拶

 

 

面接に行った時に最初の挨拶は、

面接担当者とか、店長にするわけではありません。

企業、店舗へ行った時に、

『面接で来ました、〇〇です。』

この挨拶が重要です。

ここの印象を良くしておいてください。

 

面接担当者もその人と働きたいかで判断しますが、

現在働いている従業員も、その人と働きたいかを決めます。

最初に応対した従業員が、悪い印象だった事を伝えたら、

不採用にする場合が多いです。

上にはいい顔をするけど、陰では態度が違う人と思われます。

やはりチームワークを重視する場合はお断りします。

 

 

面接は何分前に行けば良いのか?

 

 

時間の管理ができない人は採用したくありません。

今後のシフト時間に遅刻を良くするような人は

採用したくないからです。

では何分前に面へ行けばいいのでしょう?

 

私、個人的には15分前にきてほしいと思います。

 

約束の時間にならないと、面接はできないかもしれませんが、

少し早く行って待っていた方が良いです。

遅くとも5分前には行ってください。

ギリギリに着くのは遅刻と一緒です。

 

30分くらい前でもいいとは思いますが、

アルバイト面接ならちょっと早すぎるかな。

正社員の面接なら30分前でもいいけど。

早く行っている場合では印象は悪くなりません。

ただ時間を間違えるのはNGです。

15時の約束なのが、14時だと思って行ってしまった。

話が伝わらない、聞いてない人と思われます。

 

面接での受け答え

 

 

面接で聞かれる事

 

 

面接での受け答えは、笑顔でハキハキ話せれば

大丈夫です。

正直に答えればいいです。

特にこちらから質問する事にあまり深い意味はありません。

どうしてここを選んだのか?

なぜアルバイトしますか?

こんな質問に特に興味はありません。

『家から近いから』

『ここの商品が好き』

『生活費の為』

『携帯料金を自分で払う為』

 

正直に答えればいいです。

 

採用する側で聞きたい事は2点。

『いつシフトに入れるのか?』

平日、週末、 時間帯、

夏休みなどの長期休み、 年末年始などに働けるのか?

『通勤手段』

徒歩、自転車、自動車、 電車、バスなどの交通機関。

駐車場や交通費は必要なのか?

 

この2点が確認したいところです。

後は、主婦の方だったら、小さいお子さんがいるか?

本人も病気で休む事もありますが、小さいお子さんだと

急に体調が悪くなり、休む事もあるでしょう。

これに関しては仕方のない事なので、

小さいお子さんがいると不採用ということはありません。

急に休む可能性があることを確認したいだけです。

 

 

私が好きだった質問

 

私は、親との関係が良好な子が好きでした。

名前の由来をよく聞いていました。

誰につけてもらった、名前の意味は?

そんな話をしながら、親との関係を探っていました。

 

 

最後の質問

 

面接の最後に何か質問はありますが?と

聞かれる事がありあります。

よく、最後に質問はした方が良いとか言いますが、

特にそんなことはありません。

あまり質問されると嫌になる時もあります。

通常、面接中に説明はしていますが、

不明な点が多いある場合は質問してください。

 

面接は『挨拶』と『時間を守る』事が重要

 

 

面接は最初の挨拶が重要です。

企業、店舗への行った時の

『面接で来ました、〇〇です。』の挨拶。

面接終了後も、他の従業員には会ったら

会釈くらいはしないといけません。

面接約束時間の、15分くらい前には行くこと。

ギリギリはダメです。早く着いても待っていればいいだけです。

その際、飲み物など頂いた時には、

『ありがとうございます。』と言う事。

このような挨拶、お礼ができるかが重要なのです。

何言ってるんだ?当たり前だろ?と思う人も

多いとは思いますが、実際できない人は

たくさんいるのです。

『挨拶』ができない、

『時間』を守らない人と、

働いてもダメだろうなと不採用にします。

ここを抑えれば、

面接は大丈夫です。

 

最後に、面接は採用されるために行くのですが、

面接される側も、そこで働くかは、選んでいいのです。

面接された人が嫌な人だった、最初に挨拶した人が返事もしなかったなど、

嫌なところだと思ったら働かない方がいいです。

面接だけ受けて、採用になっても断ればいいです。

『他のバイトが決まった』

『学校に見つかってしまった』

『親に怒られた』

『家族が入院した』

『神からお告げを受けた』

適当な理由で断ってください。

面接は応募者側が、採用側を確認する場でもあります。

そこの従業員が楽しく働いてなさそうなら、そういうところですよ。