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魂を揺さぶられる唄、それは『子供盆おどり唄』
北海道出身者しかわからない話
これは私の、超個人的な想いです。
さらに、北海道出身者でないと、内容は全然わかりません。
今まで生きてきて、好きになった歌、曲、バンド、歌手、楽器など
いろいろあると思います。
でも私が、イントロを聴くだけで心を動かされ、
魂を揺さぶられる歌、それは、
『子供盆おどり唄』です。
これ以上の SOUL MUSIC はありません。
※あくまでも個人の見解です
「子供盆おどり唄」は，北海道の子供向け盆踊りで使用される盆踊り唄である。北海道の盆踊りは道南など一部の地域を除いて子供の部と大人の部の2部構成で行われるのが一般的で，子供の部ではもっぱら「子供盆おどり唄」が使用されている。
戦後の復興とともに盆踊りが隆盛を極めていた昭和20年代，「子供にふさわしい盆踊りを」という世論を受けて，北海道教育委員会などが企画し，昭和27年5月にレコードが発売された。これは，「北海盆唄」のレコーディングに先立つものである。また，今日なお昭和27年録音当時の音源が使用されている点においても，全国で他に類を見ないロングセラーとなっている。歌詞，曲，踊り，いずれも北海道の風土とマッチした傑作で，幅広い世代の道民に親しまれており，北海道オリジナルの児童文化財として大いに誇りうるものである。
そよろそよ風 牧場に街に
吹けばちらちら 灯がともる
赤くほんのり 灯がともる
ほら 灯がともる
シャンコ シャンコ シャンコ
シャシャンがシャン
手びょうし そろえて
シャシャンがシャン笛も流れる 太鼓もひびく
風が流れる 中空に
手びょうし そろえて ほらまわれ
ほらまわれ
シャンコ シャンコ シャンコ
シャシャンがシャン
手びょうし そろえて
シャシャンがシャンそろたそろたよ どの子もそろた
そろてうたえば 月が出る
海の上から 月が出る
ほら月が出る
シャンコ シャンコ シャンコ
シャシャンがシャン
手びょうし そろえて
シャシャンがシャン
イントロそして、Aメロ
ピャララー ララー
ピャララー ララー
このイントロの物憂げな感じ。
お祭りなのに、ちょっと哀しげな音色。
何度ダビングしたのだろうと思うような音割れの音。
（これは、町内会や、地区によるのかも）
曲終わりからの、エンドレステープで最初に戻るときの
ちょっとしたリズムのズレ。
ふえはなーがれーる たーいこはひびーくー
そろてうたーえば つーきがでるー
つーきーのうーえから つーきがでるー
そら つーきがでるー
本当の歌詞は、
海の上から月が出るらしい。
でも子供の頃は、
月の上から、月が出るだと思っていたんです。
子供の頃はよくわかってなかったけど、
心に染みる歌なんですよねー。
今から考えると、シュールな歌詞だと
思ってたんだな。
子供達みんなが間違えているサビ！
なんと、サビの歌詞はみんな間違えている！
ちゃーんこ ちゃんこちゃんこ
ちゃちゃーんがちゃん
北海道の人はわかると思いますが、この歌のサビを
ちゃーんこ ちゃんこちゃんこ
だと思っていたのです。
しかし、
本当の歌詞は
シャーンコ シャンコシャンコ
だというではありませんか！
大人になってこれを知った時の衝撃ったら。
これは、北海道の子供達はみんな間違えていたと
思います。
今みたいにすぐネット等で調べられる時代だと
シャーンコ シャンコシャンコだと
わかっているのかもしれません。
でも昔はみんな間違えていたのです。
疑いもせずに。
～どうでもいい話～
私は7の読み方も間違えていました。
“なな”はわかっていますよ。
“ひち”と読んでいたのです。
本当は”しち”らしいじゃないですか。
高校生くらいの時に、辞書を見ていて、ふと
七【しち・なな】
と書いてあるではないですか。
えっ？ ”ひち”じゃなかったの？
ずーっと知らなかった。
恥ずかしい…。
この歌は泣いてしまう
この歌は魂に響くのです。
この歌は北海道出身の私には刺さります。
この歌を聴くだけで、
夏の夕方の情景、匂いが戻ってくるのです。
元気な時は自分を鼓舞する歌になるし、
くじけている時はこの歌を聴くと
泣いてしまうでしょう。
ついつい、北に向かってしまうかもしれません。
コント、取調べ
どこからともなく【かあさんの歌】が流れてくる
かーさんがー よなべーをしてー
てぶくーろ あんでくれたー
どこからともなくあの歌が…
ピャララー ララー
ピャララー ララー
懐かしいだろ？
ちゃーんこ ちゃんこちゃんこ
ちゃちゃーんが ちゃん
てーびょーし そろえーてー
ちゃちゃーんが ちゃん
完落ちです
自白しちゃうね
この歌
